最も難しいのは、「作ること」ではなく、「売ること」です。
最近、僕の周囲でも「農園を始めました」とか「ハチミツを売りたいです」的な声をよく聞きます。
皆さん、それぞれの思いを胸に作業を行い、自慢の商品を作り上げています。
また、商品パッケージにも独自のこだわりを出し、かっこいいものやかわいいものなど、様々な商品がありますよね。
別に農園事業に限ったことではありませんが、ビジネスを行う上で、最も大切なことは共通しています。
それは、
集客
です。
これは断言しても構いません、集客です。
僕も含めて生産者は、モノを作ることに関してはとても熱心です。
よって未だにメイド・イン・ジャパンは世界でもかなり高い評価を受けています。(インフレのせいで台無しになっていますが、あれは政治家に問題があります)
ですが、その商品をお客さんにアピールして売る、という行為がとても苦手なのです。
特に地方なんて、誰も売り方がわからないから、地元の農産物直売所で販売するくらいではないでしょうか。
この農産物直売所での販売は、なかなかシビアです。
と言いますのも、その周辺の生産者さんがこぞって出品するので、値下げ競争が起きてしまうのです。
自身の商品の強みは◯◯です!とちゃんとアピールできないと、価格を下げてることしか対応手段が無くなってしまうのです。
よって、うちは農産物直売所での販売をやめました。
値下げ競争に巻き込まれたくないからです。
よって全て自分たちで販路を作ることにしました。
別に大したことはありませんが、なんとかそのルートで販売ができています。
まだまだですが、売上も上がってきています。
いくらいいものを作っても売り方を知らなければアウトです。
更にその売り方を(コンサルなどの)他人任せにすると、搾取されてしまいます。
生き残るためには、売り方も考えなくてはならないのです。