ハチミツに「売れ残り」や「不良在庫」という概念はありません。
うちは、お客様の要望に応えられるように、それなりの量のハチミツをストックしています。
商売には、「不良在庫」という考え方があります。
不良在庫とは、これからも売れる見込みがないのに、残ってしまった商品のことです。
ハチミツに関しては、現時点で売れ残ったとしても、今後売れる可能性が大いにあります。
それは、
熟成
です。
採れたてのハチミツは香りが強いのですが、(個人的に)コクが足りないと思います。
また、時間をおいた(寝かせて熟成させた)ハチミツは、香りが落ちてコクが強くなります。
つまり、ハチミツと時間の変化については、
採れたて→コクは低め 香り強め
時間経過→コクは強め 香り弱め
という感じになります。
要するにハチミツは、いつのタイミングでもその時の味わい深さがあるのです。
直ぐに売れても嬉しいし、長く熟成させても美味しくなる、ハチミツはそんな魅力的な食べ物です。


