採蜜にはタイミングがあります、一番おいしい採蜜のタイミングとは?
おはようごさいます。
今年は例年よりも外気温が低く、風も強いため蜂たちの動きがあまりよくありません。
簡単に言うと、巣の中で引きこもっているということです。
日本ミツバチは、低温や強風を嫌うのでしょうがないことなのです。
自然を相手にするとは、こういうことも受け入れなくてはなりません。
そういった中でも、少しずつ現場での養蜂作業が増えてきました。
今の時期は、
新規蜂群の確保
がメインであり、その方法も、
ミツバチを誘因して巣箱に直接誘導する
分蜂群を捕獲する
の2パターンになります。(どちらも後で記事にします。)
またこれら同時進行で、
採蜜
を行うことがあります。
これは、去年の冬を経て春である今に至るまでに、蜂群のコンディションによっては蜜が残っている群もあります。
(蜜蜂は冬の間、外での活動が極端に少なくなります。
巣箱の中でじっとして過ごすのですが、その間はハチミツを自己消費します。
よって、冬が明けて春になるころには巣内のハチミツがほぼ無くなっていることがよくあります)
この、採蜜には大切なタイミングがあります。
それは、
朝方に採蜜すること
です。
これは、ミツバチの習性に関係しています。
ミツバチはイメージ通り働き者でして、
日中→外で蜜を集める
夕方以降→巣に中で蜜を濃縮させる
というお仕事をしています。
よって、朝方採った蜜は糖度が高いのです!
ハチミツと糖度、発酵の関係についてはすでに記事にしていますが、今後も表現を変えて何度も記事にします。
養蜂家はハチミツという、ミツバチの努力の結晶を最もおいしい形で提供することが義務なのです。
