アジアには、大ミツバチ、小ミツバチ、東洋ミツバチなど計8種類のミツバチがいるといわれています。
その中でも【東洋ミツバチ】は日本本土の様々な場所に生息しています。(北海道や沖縄には生息していないようです。)
日本ミツバチはこの東洋ミツバチの亜種であり、大昔から森林などの樹木の空洞部分などに巣を作っていました。
その後現在に至るまで、文明の発展とともに日本ミツバチの生活環境も大きく様変わりしていきました。
そして、その生活環境は【森林破壊】や【農薬の大量使用】など、必ずしも日本ミツバチにとっていい影響を及ぼすものだけではありませんでした。
それでも日本ミツバチは柔軟に強かに、自らの置かれた環境に適応し、今に至ります。
というのも最近になって、日本国内に日本ミツバチの蜜源になる広葉樹が多く植栽されるようになったことで、日本ミツバチにとって住みやすい環境が整ってきたのです。
また、昨今の自然食ブームなども追い風となり日本ミツバチにも少しずつですが、注目が集まってきました。
樹木の勿論、コンクリートの中や果樹園、お墓の、家屋の床下や屋根裏、河川敷など、私たちの生活圏の中には、意外と日本ミツバチがいたのです。
日本ミツバチは生命力の象徴なのです。
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